腰方形筋と呼吸

腰方形筋(Quadratus lumborum)は、腹部の筋肉のうち、腹腔後壁を形作る後腹筋で、腰椎の両外側にある長方形の深層筋です。
また、腰方形筋は、腰痛にも深く関与しているといわれています。
フラダンスは腰方形筋をよく使う踊りなので、踊り続けることによって筋肉が疲弊してしまうということも考えられます。

【付着】
下位腰椎突起、腸骨稜および腸腰靱帯を起始とし、上方に向かって走り、第12肋骨に付着します。

表13.腰方形筋の付着部位と作用
筋名 起始 停止 機能 神経支配
腰方形筋 腸骨稜、腸腰靭帯 第12肋骨、L1~4横突起 腰椎の屈曲・側屈、
第12肋骨の下制 胸神経、腰神経

【機能】
1. 運動機能
腰方形筋は、主に体幹の側屈を行いますが、腰椎の関節の生理学上、腰椎の側屈は、伸展と回旋を含みます。両方の腰方形筋が作用した場合は、屈曲をしますが、片方の筋の作用は、側屈と回旋を含みます。

2. 姿勢保持
腰方形筋は姿勢保持に関わるとても重要な筋肉で、腰方形筋の働きが弱くなると側腹部の安定性が保てなくなります。

【神経】
脊柱起立筋の深部にあるディープマッスルですが、神経支配が異なることが特徴です。
脊柱起立筋群は、脊髄神経後枝の神経支配なのに対し、腰方形筋の神経支配は、上位の腰神経前肢です。

【拘縮】
左右で、骨盤の高低差がある場合は、高くなっている側の腰方形筋が拘縮している可能性があります。
片側が拘縮した場合は、拘縮した側の腰椎は凹に側屈します。
【筋力トレーニング】
1. サイドクランチ
2. サイドエルボーブリッジ

【ストレッチング】
1. Cカーブポーズ
2. Cカーブポ・オンザボール

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