腹直筋と呼吸

腹直筋(Rectus Abdominis)は、「Rectus=真っすぐな」、「Abdominis=腹」が由来の、白線の両側を縦走し腹直筋鞘に包まれます。
腹直筋は、平たく長い筋で、上は狭く下は広い多腹筋です。

腹部の筋肉のうち前腹壁の中を走る前腹筋の1つです。白線が左右の筋肉を分割し、腱画が水平方向に2ないし3本あり、上下に腹直筋を分割しています。

スポーツ動作においては、主にはオーバーヘッドスロー、テニスのサーブ、テニス・バドミントンのスマッシュ、バレーのスパイク、サッカーのスローインなど、様々な局面で中心的な役割を果たします。

【分類】
恥骨結合と恥骨陵から起こり、第5~7肋軟骨および剣状突起の前面に付きます。
3~4個の腱画が筋腹を4~5節に分けられます。腱画は前面だけにあり、腹直筋鞘前葉と癒着しています。

表4.腹直筋の付着部位と作用
部位 起始 停止 機能 神経支配
両側 恥骨稜 剣状突起、第5~7肋骨の肋軟骨前面 腰椎の屈曲(-30°~25°)、骨盤の後傾 肋間神経
(Th7~12)
片側 腰椎の同側への側屈

【機能】
1. 運動機能
腰椎の屈曲、左右への側屈、骨盤の後傾が主な作用です。

2. 臓器の保護と固定
腹前外側筋群は腹腔臓器を保護し、腹圧の維持と臓器の位置固定作用があります。

3. 腹圧の維持と上昇
呼気時に肋骨を下げて呼気を助け、腹腔内圧を上昇させ、排便・分娩・嘔吐・咳などの際に働きます。

【筋力トレーニング】
1. クランチ
2. ニーアップクランチ
3. バイシクルクランチ
4. クランチクラップ
5. ツイスティングクランチ
6. ツイステッドクランチ
7. ハイパー・クランチ
8. サイドクランチ
9. ハイパー・サイドクランチ
10. サイドエルボーブリッジ
11. ペルビックチルト
12. ヒップレイズ
13. ツイスティング・ヒップレイズ
14. ツイステッド・ヒップレイズ
15. シットアップ
16. ツイスティング・シットアップ
17. ハイパー・シットアップ

【ストレッチング】
1. スフィンクス
2. コブラ
3. アップドッグ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です